現行で配当利回りは約4.17%と高い配当率を持っている。しかも毎年1年一回ふるさと優待という株主優待の不思議なカタログがおくられてくるらしい。正直配当金よりも優待で生活できたらいいなと考えているなか、素晴らしプレゼントだと思う。
そもそもオリックスってCMではイチローやAKBでいろいなことをやっている企業ということですが他分野過ぎて良く分からない。ということで調べてみました。
事業内容
四季報によると - リース手始めに生保、不動産など多角化、海外展開突出。エネルギー、空港運営など事業投資
セグメントごとには、
法人金融サービス, メンテナンスリース事業、不動産事業、事業投資事業、リテール事業、海外事業になります。もっともの売り上げが大きいのが海外事業になりますね。一体何をやっているかを説明していきましょう。
1. 法人金融サービス事業
主に動産関係(船舶/工場の設備)のリース契約が中心のようです。顧客が直接購入するのではなくオリックスが購入して顧客にリースするという形態ですね。リース契約にすることによって経営リスクを減らしているんでしょうね。
2. メンテナンスリース事業
法人金融サービスと一緒やんけと思いますが、ちょっと違うらしい。オリックスと言えばレンタカーですが、車だけではなくドローンや3Dプリンター、さらには工場や研究室で使うような実験器具など幅広い領域のレンタル・リース契約をしているようです。ちょっと装置を使いたいときは便利ですね。
3.不動産事業
マンションから、ショッピングモール、物流センター、ホテル旅館までやっているみたいですね。新しいホテルとか作っているようです。大手デベロッパーと比較したらあんまり強くないのかな?
4. 事業投資事業
太陽光、風力、地熱と自然エネルギーへの事業投資です。これは将来への投資というこですかね。PE(プライベートエクイティ)という未公開株への投資を行っています。規模に対して利益率が悪いのが辛いところ。色んな所に挑戦しようという意気込みを感じます。
5.リテール事業
生命保険やカードローン、住宅ローンなどの個人向けの金融サービスの提供を行っているようです。この辺りの金融商品ってやっぱり儲かるのですね。。。
6. 海外事業
一番売り上げが高くて謎な事業ですね。船舶・航空機のリースと海外での資産管理、企業投資、金融など日本でやっている事業を海外でやっている感じですね。
まとめ
ここ数年のセグメントごとの資産推移を見てみると、国内の不動産事業を縮小しながらも、メンテナンスリース/事業投資の資産を増やしているので、不動産/金融からリース・事業投資へと舵を切っている。さらに海外への資産をふやしていることで、今後は国内のビジネスを海外へと展開しようとしていることが分かる。
こう考えると悪くないと思われる。買っても大きな損はしないと思う。