気にしない練習
著 名取芳彦
作者は真言宗のご住職ということで、仏教の観点から心穏やかに暮らすための方法を教えてくれます。長文形式ではなく具体例を入れながら分かりやすく解説しています。
大雑把な内容は、
1.仏教は心を穏やかに暮らすことを進めている。決して善人になるようには勧めていない。
2.他人の評価を気にしない。
3.今この時を必死に生きる。
正直アドラーの嫌われる勇気に似た内容でよくある自己啓発本なのですが、仏教は心を穏やかにすることを目的としており、決して世のため人のために生きろなんて進めていないことが書いてあった時は衝撃を受けました。
他人の評価を気にせずに今を必死に生きることが大切なんですね。