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現代経済学の直観的方法を読んで

現代経済学の直観的方法を読み切りました。最後の章がちょっとよくわからなかったです。それ以外はとても分かりやすくて、良かったので自分の理解を深めるために簡単に要約しておきます。

 凄く分かりやすくて、ぼんやりと聞いていた経済ニュースを理解する一助になると思います。

 

第一章 資本主義はなぜ止まれないのか => 凄くわかりやすい

-貯蓄はお金の循環を妨げて、デフレを促進する。

-その貯蓄を投資に回すことによって、お金を循環させる役割が銀行である。

-投資は大規模な設備投資など生産性を向上させることに使われる。

-資本主義は常に生産性が拡大していくシステムで、現状維持のシステムは資本主義に飲み込まれていく。

key word

銀行大切, 資本主義は経済は拡大してく(好景気) or 縮小していく(不景気)の2択 

 

第二章 農業経済はなぜ敗退するのか => 凄くわかりやすい

-農業は固定化された需要と緩やかな供給量の増加という最悪のコンビネーションで成り立っており、作物の価格の下落という形で、農業経済を苦しめる。

-商業-工業は農業に比べて投資によって供給過多になりやすいが、技術革新で常に新しい需要を生み出している。石炭 => 鉄道 => 石油 => 自動車 => 半導体

-なので、農業は新たな市場を作りだしにくく敗退しやすい。

 

第三章 インフレとデフレのメカニズム => 凄く分かりやすい

-インフレは貨幣の供給が実態経済を上回ることによって引き起こされる。

-インフレは現状の資産の価値を低下させるので資産家/労働者階層は損して、企業家階層は得する。

-政府は緩やかなインフレを許容する。インフレ/デフレのコントロール金利によってされる。デフレを改善させようとすると貨幣の供給を増やすために、金利を下げる。逆もまたしかり

 

第四章 貿易はなぜ拡大するのか => 凄く分かりやすい

-貿易は地域の価格差から利益を得る。

-自由貿易は、格差を拡大させる。技術格差によって自国の産業を潰されるため。

 

第五章 ケインズ経済学とは何だったのか

-経済はお金を循環させることである。

-お金の市場に注入するために政府が公共事業をするべきだというのがケインズの主張

-有名どころの経済学はケインズ/アダムスミス/マルクスこれをとりあえず読んでおけ

 

第六章 貨幣はなぜ増殖するのか <=これは凄く分かりやすい

-貨幣は実(紙幣などの実際使いえる通貨)と虚(通帳上の数字)がある。

-あたかもFXのレバレッジのように、虚の貨幣をまた貸しにまた貸しをすることによって貨幣は増殖していく。

-貨幣の増殖はお金の循環量を増やすので、経済にとっては好ましい

 

第七章 ドルはなぜ国際経済に君臨したのか

-成長していく経済では、通貨は誰かが恣意で増やしたりできない硬直性が要求される一方で、経済成長に合わせて量を増やせる柔軟性という矛盾する要求が満たす必要がある。

-金本位制の弱点は、貨幣量を増やすことができないからである。

-ドルは金本位制から軍事力がその価値を支える形態に代わる。

-アメリカの軍事力はとても大切な意味を持っている

 

第八章 仮想通貨とブロックチェーン <=凄くためになった

-仮想通貨は発行量が決まっているため金本位制の性質を持っている。

-増殖しない通貨なので、現在の貨幣ととってかわるのが難しい。

-上手く言えないけど、資産価値としては増加傾向にあるので、暗号資産というのが正しい

-仮想通貨を維持するために膨大な維持費を支払っている。

 

第九章 資本主義の将来はどこへ向かうのか <=ちょっと何を言っているか分からない

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