釣りが好き!

渓流釣りの良さを知ってもらう

Education [読書感想]

全然釣りに行けない。

Educationを読みました。毎日コツコツと読み始めて大体半年位で読み切りました。

英語版だと安い。reviewも5万件もあり全世界で読まれているようです。

Amazon | Educated: A Memoir (English Edition) [Kindle edition] by Westover, Tara | Women | Kindleストア

 

英語の勉強のついでに読み始めて、初めは表現が良く分からなかったけど、読み進めていくうちに読めるようになってきました。前仕事で行ったidaho州というのも良かった。

 

簡単に言えば、頭がおかしい両親に育てられたけど、周りの助けもあってちゃんとした教育を受けて、博士号を取ったという自叙伝ですね。

 

基本に病院に行けなくて、生死を彷徨う家族が多いイメージ。英語そのものよりストーリについていくのがつらい。

 

あらすじ

 アメリカのアイダホ州のド田舎で生まれたタラは、政府を極端に信頼していない父親のせいで、学校や病院にも行けず(学校は政府が子供を洗脳する場所と考えているらしい)すくすくと大自然の中で成長していく。

 政府や医療を信頼しない父親は母親に助産師として働くように命じる。最初の出産に立ち会った母親は助産師をやめたいと思ったが徐々に場数を踏むことで一人前の助産師となり、現金収入をえることで、家族の生活が徐々に近代化させれていく。(一番の近代化は電話を引くことらしい)

 家族で冬の間はいつもアリゾナに保養をしに行くが(アイダホはめっちゃ寒い多分-10℃位)、その帰り道交通事故を起こし死にそうになるが、病院嫌いの父親のせいで、重傷を負った兄が病院行けず、2-3週間生死をさまよう。

 タラは父親の解体業を手伝い始めるが、高い所から落ちた兄(2人いる)が頭を打って重傷になったり、解体の機械に挟まれて重傷になったりするが父親の病院嫌いのせいで、病院に行けず生死を彷徨う。

 兄(別の兄)のすすめで大学に進むように勧められて、試験を受ける(日本で言う高卒認定試験-タラ自体学校行ってないからね)。学校に行かずに家で勉強してが、高いスコアをたたき出して奨学金を受けて大学に進む。なぜか父親は喜ぶ。(お前学校嫌いじゃなかったのか...) この辺りは父親の娘を誇る気持ちと大学はセーフの気持ちがあるらしい。

 タラは一般常識が抜けていたので、大学でヒットラーが行ったホロコーストにそれは何ですかと質問して、頭がおかしいやつ認定される。そのため、大学生活ではしばらく黙って、一般常識を学んでいく。

 タラは一般常識を学んで、ある程度たったのちに大学教授にタラの才能を見出されてケンブリッジ大学インターンに推薦される。(奨学金あり)その後、さらに才能を輝かせることによって最終的には博士号を取得する。

 一方で、アイダホに住んでいる両親たちは、あることで大金持ちになる。それは父親がいつもの解体業の中で瀕死のやけどを負い、母親がいつも作っているエッセンシャルオイルを塗ることで瀕死から回復した。このエッセンシャルを奇跡のオイルとして大規模に生産・販売することで、一財産を作った。里帰りしたタラは父親が夢だった核シェルターや家が大きくなったりと大きく変わったのに驚く。

 一般常識を学んで、父親の考えがおかしいと気づいた妹アンは、父親と対立して悪魔の子認定される。タラに助けを求めるが、ハーバード大学で忙しかったタラは特に気に留めなかったが、妹は死ぬ。(読解力不足で、自殺か兄に殺されたか結局分からなかった)タラは酷く後悔する。最終的は、タラも父親とやっぱり対立して悪魔の子認定されたが、両親との縁を切ってこの本を出版する。