釣りが好き!

渓流釣りの良さを知ってもらう

USJを劇的に変えたたった一つの考え方[読書感想]

 

www.amazon.co.jp

本を読みました。前々からよくTVとかで見る人で気になっていたので、読んでみました。自分の用に残しておきます。

 本書はマーケティングのビギナー書として書かれているみたいです。どうも娘さんに自分の職業のことを教える上で参考書を探していたが、初心者用のマーケティングの本が無かったので、書いたみたいです。何点か気になるところがあったので、それだけピックアップかな

 

1. 戦略と戦術を切り分けて考えている。

 戦術とは、いわいる現場の人間が生み出すもであり、代表的なもので言えば生産性の効率化やチームワークなど日本が得意とする分野である。

 一方で戦略とは、売り上げ目標を設定してそのゴールに向かって何をするかを決め方が戦略らしいです。そこで重要になるのが、有限のリソースを何配分するかをキチンを決めることが戦略というようです。これは外資系が得意とするところですね。いらない部署をそれごと切り離したり、無駄にリソースを浪費しないところが外資系のシビアなところです。日本は、それぞれの意図があるので、決めきれず中途半端な決断を下すのが、日本っぽいですよね。

 

2. マーケティングの考え方

 市場調査をして売り上げ目標を設定して、誰に何をどうやって売るかが大切を明確にしてそれを実行することが大切らしい。そこで一番印象に残ったのはディズニーランドの何を売るかです。ディズニーランドが提供しているのは、ディズニーの世界観やアトラクションではなくて、幸せな時間らしい。世界観やアトラクションはどうやって売るかの部類になっており、目的は非常に見えずらいのが、印象的だった。

 

 仮に私が釣り具屋を始めようとした場合を考える。何を売るかと考えた場合、当然釣り具ではないんですよね。釣りを通して体験する楽しい時間を提供することが何を売るかになるんだよね。ちなみに釣り具のカメヤは似たような理念を持っていますね。逆に釣り具屋のポイントも自然とともに生きることの素晴らしさらしいです。あんまり釣りに限定していないから、今後はアウトドアにも手を出すのか?調べたら出しているはwww

 誰に売るかになるのですが地元にするべきか、県外からやってくる釣り人をターゲットにするかで、どうやって売るかが変わってくるよね。その場合、きちんと市場調査をするべきなんだろうね。一番お金を使う層は、島根県外か内かと考えた場合、なんとなく県外主に広島の気がするな。何を売るかに、地元の素晴らしさを入れることになるんだよね。島根県の釣りを通して体験する楽しい時間を提供する。

 

 そしたら、どうやって売るかだよね。島根の釣り体験をもう少し具体的に絞った方がいいね。海か川かで、売るものが変わってくるよね...ボリューム層が多いのは海なんだろうな。海のカゴ釣りすきだから、カゴ釣りを提供するんか。。

 

 どうやって売るかは、まずは県外主に広島の人たちにカゴ釣りの楽しさを発信する必要がある。釣果情報やなどHPに掲載しないといけないんやろな。当然それ関係の釣り具を揃える必要があるんやろな。楽しさを知ってもらうために、ガイドや渡船などのオプションを加えないと個人は厳しいやろな。あと釣りというパッケージで島根の海の幸や温泉も味わってほしいな。そう考えるとどうやって売るかは結構悩みますね…

 Who : 広島県の釣り好きな働く中高年

 What : 島根の釣りを通して味わう幸せな時間

 How : 釣り、温泉、海の幸 むむむ... 船宿...

こう考えるとhowがやっぱり難しいね。こういうの色々と考えている人はいるんだろうね。

 

3. 実戦経験を通してでしか、マーケーターは育たない

 結局そうらしい。全てにいれることだか、失敗に失敗を重ねて死ぬ気で頑張って初めて、一人前に育つみたい。これは、自分を鑑みて、ちょっとした失敗でクヨクヨせずに、成長できたというメンタリティがやっぱり重要みたいね。

 あと、やっぱりなんでもすぐにできるようになるわけではなくて、時間をかけて積み重ねることによってようやくできるようになるらしい。カゴ釣りを初めて3ヵ月でヒラマサが釣れるようになったのは幸運なことだと思う。

 

4. 自分の強みで勝負する

 弱点を克服して人並みにできるようになっても基本的に会社に利益をもたらさない。自分が他者より優れているところで勝負することで、初めて会社に利益をもたらす。なので、弱点の克服より強みを磨くことが一番大切の用です。もちろん、最低限のレベルは必要です。

 

5. マーケターに向いている人

- リーダーシップの強い人

- 考える力が強い人

- EQの高い人

- 精神的にタフな人

 

う~ん、体育会系で主将とかしてて、頭のいいやつが向いてんいるやろな。そんなん一部のエリートだけやん... このうち一つでもいいらしい

 

6. 死ぬはただの確率

 阪神淡路大震災で身近な人を亡くした体験をしたみたいで、死は誰にでも平等に確率でやっくるという考え方。なので、明日死ぬかもしれないと思って、一日一日を精一杯生きようと行動している。それは、結構共感しましたね。FIREとか考えちゃダメなんやろな...

 

私的には前半のスキル的な話より、後半の森岡さんの個人的な話の方が刺さったかな