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ASMLの株について

 2年前くらいに買い増ししたい株でASMLとAMATを勧めていた記事を書いたのですが、ASMLを実際に買い増ししていたので、株価の振り返りと現在の業績について振り返ってみようと思います。

legac-device.hatenablog.com

 

 ここ5年の株価の推移は順調な右肩上がりで、2020年からの上がり方がえぐいですね。2019/4に株を購入して、12月にさらに買い増していました。狙い通りにASMLはphoto装置の市場をほぼ独占して順調に成長しているようです。これに僅かながらも配当がついているのが凄い...

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業績を確認するために、年間決算書を確認すると、粗利益が48.6%で純利益が大体20%だと... 市場を独占しているのでぼったくり価格で販売していることが丸わかりの数値。ちなみにトヨタの純利益は 8.5%なので、約二倍近くですね。売り上げ規模違うの単純に比較するのは厳しいのですが、かなりの利益率を出しています。

 

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売り上げも順調に推移しているのですが、株価が3倍になる理由がいまいち見えてきません。将来性を加味した現在の株価となっていると思います。

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ASMLは今後の半導体の成長の機会を下の表にまとめています。これをみるとスマートホンとcloud系の伸びがかなり見込まれるようです。ASMLの2025年の売り上げ目標は24 ビリオンユーロと大体1.7倍の成長を見込んでいます。なので、それを含めての株かとなっていると思います。今後株価が上がる稼働は、2030年にどの位売り上げが伸びるか同課にかかっています。

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 下が各地域ごとの売上表になります。近年の台湾の伸び率が凄いですね。あとは韓国ですね。TSMCとSamsongがほぼ半導体の覇権握っていると言っても過言ではない数値ですね。地味に中国も売り上げがあるのが面白いですね。これはEUVは輸出禁止でもDUVは出荷しているということだと思います。

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 売り上げの推移をみると今の株価は高騰気味と言えますが、2025年の売り上げ予想を考えると妥当だと言えます。ASMLはEUVではほぼ独占なので、ライバル企業が出てこない限り安泰だと思います。そのうち配当金も上がる気がします。

 ASMLの報告書は滅茶苦茶長いのですが、半導体業界についてよく整理されているので一度読んでみるのも良いかもしれないです。

ASML Annual Report 2020 | ASML